自画自賛協会
我が家には自画自賛協会という組織が存在する。
どんな協会かというと、自らを褒め称えることを主眼に置く協会である。
会長は母親が務めている。兄と私は会員だ。
まだ会員レベルだと自画自賛レベルはどうしても低い。
俺って天才。とか、なんでこんなに仕事できちゃうんだろう。とかそれくらいのレベルだ。
だが母は子供がそんなことを言っていると、「本当にすごいね、誰がそんな天才産んじゃったのかしら」と、子供を褒める体を醸しつつ、自らもしっかり褒める俗に二重褒めという高等技術を有している。
はたから見たらアホな家族だなと思われるかもしれない。はたから見なくてもアホな家族だが。
だが最近学んだ中で、意外と良い習慣だったのではないかと思う。
ガンジーの名言にこんな言葉がある。
人間は、その人の思考の産物にすぎない。
人は思っている通りになる。
つまり、自分はバカでドジでマヌケで救いようがないと思えば、その通りの人間になるし、逆に自分は何でも出来てどんなことも諦めない人間だと思えばそうなるのだ。
そう思ったらそうなるのだ。羽生ゆずるや本田圭佑、イチローなどのスポーツ選手も自分の未来を信じていたから現在のように大成できたのではなかろうか。
皆さんも自画自賛協会に入って自分を褒めよう。