井の中の蛙って幸せじゃない?

井の中の蛙大会を知らずということわざがある。

 

意味は、狭い見識にとらわれて、他に広い世界があることを知らないで、自分の住んでいるところがすべてだと思い得意げになること、またはその人のことだ。

 

例文としては、彼は自分でテニスが上手いと思っているが、所詮地区大会レベル。全国には上には上がいる。まさに井の中の蛙、大海を知らずだね。などだろうか。

 

このことわざは大抵、ネガティブな意味で用いられる。しかし、私は考える。

 

井の中の蛙って幸せじゃないのかなと。

 

井の中の蛙は、井の中では優秀な部類で、自分の中で満足感もある。何がいけないのだろうか。むしろ、より高いレベルを知ることで自分の相対的な能力の低さを知り、絶望することのほうが良くないではないか。

 

しかも、揚げ足とっちゃうと、蛙は海水では生きられないので、大川を知らずとかの方が例えとしてはしっくりくる。

 

話を戻すと、もちろん、高みを目指すという観点からすれば井の中の蛙は良くないことだ。しかし、幸福感を求めるなら私は井の中の蛙の方が幸せだということだ。

 

今日は日々なにとなしに使っているようなことわざについて考えてみた。山ちゃんオフィシャルブログまた次回!